BlogでHTML日進月歩

HTML及びCSSの理解を深め、Webサイト作成初級者からの脱却を目指します。

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アクセスキーの設定

一般的な視覚系ブラウザにおいてリンクをたどるには、マウスでカーソルを移動しリンクに合わせてクリックします。しかし、手が不自由でマウスを上手く扱えない訪問者や、マウスが故障してしまった訪問者はどのようにリンクをたどるのでしょう。

Windows版Internet ExplorerではキーボードのTabキーを押すと、リンク及びフォーム部品に順番にフォーカスが当たります。フォーカスが当たった状態でEnterキーを押すと、リンク先のページへ移動したりフォームを送信したりすることができます。ブラウザによってはフォーム部品にのみフォーカスが当たり、リンクにフォーカスを当てるキーを別に割り当てている場合があります。詳しくはブラウザのヘルプをご覧ください。

ところが1ページあたりのリンクやフォーム部品が多いと、目的の要素にフォーカスが当たるまでに何回もTabキーを繰り返し押す必要があります。アクセスキーを指定すると、1回の操作で目的の要素にたどりつくことができます。

アクセスキーを指定できる要素は次の通りです。

a , area , button , input , label , legend , textarea

アクセスキーには任意のショートカットキーを割り当てることができます。一般的にはアルファベット及び数字を用います。

<a href="./" accesskey="0">HOME[0]</a>
<input type="radio" name="man" accesskey="s" />男性

とても使い勝手の良さそうなアクセスキーですが、実は多くの問題を抱えています。

  1. アクセスキーを呼び出す方法は利用環境により異なり、一般にWindows環境ではAltキーを押しながら、Macintosh環境ではControlキーを押しながらショートカットキーを押します。携帯電話環境ではショートカットキーのみを押します。但し、ブラウザによっては呼び出し方が異なるものや、アクセスキーに対応していないものがあります。詳しくはブラウザのヘルプをご覧ください。
  2. 利用環境によってはブラウザのショートカットキー(*1)と重複してしまうことが考えられます。この場合ブラウザのショートカットよりもアクセスキーが優先され、逆に訪問者に不便を強いる恐れがあります。
  3. 利用環境によってはフォーカスが当たるだけでなく、即リンク先へ移動するものがあります。また、フォームの送信ボタンやリセットボタンを即実行するものがあります。この場合訪問者が誤ってリンク先へ移動してしまったり、誤ってフォームを送信またはリセットしてしまう可能性が高まってしまいます。
  4. アクセスキーの指定方法はWebサイト制作者により異なります。このためサイトごとにばらつきがあり、訪問者はサイト別にアクセスキーの指定を記憶する必要があります。

アクセスキーが広く普及していないのは、このような問題が大いに影響しているものと思われます。普及が進んでいないことから、Webサイト制作者はアクセスキーの割り当てを訪問者にわかりやすく伝える必要があります。また、利用環境別に呼び出し方を解説し、その問題点についても触れる必要があるでしょう。

個人的な見解ですが、アクセスキーはお世辞にも使い勝手の良いものではありません。このような機能は本来誰にでもわかりやすくあるべきであり、長々と解説しなければ使えないような機能は実用的でないと考えます。アクセスキーの指定は補助的なものに留め、見出しや段落、連絡先等の要素を適切に用いるべきだと思います(*2)

このように多くの問題を抱えるアクセスキーですが、少なくとも携帯電話環境においては指定する価値があります。PC環境においても問題なく利用可能な、より実用的な機能の開発が待たれます。

(*1)
例えば上部ツールバーに「ファイル(F)」とあれば、Altキーを押しながらFキーを押すことで、「ファイル(F)」をクリックするのと同様の挙動を示します。
(*2)
ブラウザによっては見出しから目次を生成したり、連絡先に含まれるメールアドレスリンクを認識してメールソフトを起動するようなものがあります。
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