BlogでHTML日進月歩

HTML及びCSSの理解を深め、Webサイト作成初級者からの脱却を目指します。

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フレームにおける問題点(前編)

現在多くのWebサイトにおいてフレームが利用されています。理由は次のように推測されます。

メニュー部分の固定
記事をスクロールしてもメニュー部分はスクロールされないため、別のページに移動する際に再度スクロールして戻る煩わしさを解消できます。
メニュー部分の共有
複数のページでメニュー部分を共有でき、1つのファイルを更新するだけで全てのページに反映されるため、管理が楽になります。

しかし、フレームには多くのデメリットがあります。

ブックマーク

ブックマークの際に不具合を起こすことがあります。

IE6はフレームの中身を記憶しますが、Gecko系ブラウザ(*1)やOpera等はフレーム初期設定時の中身しか登録できません。

IE6で「右クリック」してお気に入りに登録すると、フレームの中身のみが登録されてしまいます。フレームの分割線上で「右クリック」しなければページ全体を登録することができません。

「戻る」「進む」

利用環境によっては、意図したページに戻ったり進んだりできない場合があります。

IE6の場合、一度に複数のページを移動する際に異なる挙動を示します。例えば「初期設定ページ」→「コンテンツ1」→「コンテンツ2」→「コンテンツ3」の順にフレーム内をたどった後に別のWebサイトに移動したとしましょう。1ページずつ戻る場合には正確に履歴を反映しますが、別のサイトを表示しているときにプルダウンで複数のページを移動しようとすると、「初期設定ページ」にしか戻ることができません。ちなみに、フレーム内のページを表示しているときには問題なく移動できます。

IE6で複数ページを移動する例(60KB)

リンク

有益な情報の発信元へのリンクを貼る場合、発信元サイトのトップページではなく、情報を公開しているページにリンクを貼ることがあります(*2)。これにより、閲覧者はリンクをたどるとすぐに欲しい情報を得ることができます。

ところが、発信元がフレームを採用している場合不都合が生じます。リンクをフレーム内部のページに貼ると、訪問者にはメニュー項目が表示されないため、フレーム内部の全てのページに「トップページに戻る」リンクがなければ他のページに移動できなくなってしまいます。一方、リンクをトップページに貼ると、発信元はメニュー項目を問題なく表示させることができますが、訪問者は欲しい情報に素早く到達できない恐れがあります。

フレームを採用しているサイトへのリンクの例

結果として、他サイトからリンクを敬遠される恐れがあります。情報を公開しているWebサイトにとって、フレームの欠点は特に問題となるでしょう。

これらの問題はフレームの中身がアドレスに反映されないことによるものです(*3)

(*1)
Mozilla , Netscape , Firefox等を指します。
(*2)
トップページ以外のページへのリンクはディープリンクと呼ばれます。禁止行為である直リンクとは全く異なるものです。
(*3)
現在草案段階にあるXHTML2.0においてはフレームの中身をアドレスで指定可能なXFramesが導入される予定ですが、まだ正式に勧告されておらず、実際に利用できるようになるのは少し先になると思われます。
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