エントリー記事
PHS「WILLCOM」
携帯電話の料金プランを比較検討した結果、PHS「WILLCOM(ウィルコム)」に魅力を感じました。
PHSの歴史
PHSは1995年にサービスが開始され、「利便性」と「安い通話料金」が支持され急激に普及しました。しかし加入者数の増加に基地局の増設が追いつかなかったため通話が頻繁に切断され、利用者の不満を買ってしまいました。更に、電波状況の良い携帯電話の料金が大幅に下がったため、利用者離れが急速に進んでしまいました。
以後長期に渡り低迷が続いていましたが、現在は基地局の設置数も増え、山間部を除いた多くの地域で問題なく利用できるようになりました。
WILLCOMの料金プラン
2005年5月、WILLCOM同士の通話料金が無料となる「ウィルコム定額プラン」を開始し、更に同年11月にはパケット定額サービス「データ定額」を相次いで導入しました。これとは別に「リアルインターネットプラス」も用意されています。
- ウィルコム定額プラン
基本料金は月2900円。通話料金はWILLCOM同士なら無料(*1)です。他社携帯電話との通話料金は「30秒あたり13.125円」で、この基本料金としては他に類を見ない価格です(*2)。
注目すべきはEメールで、送信先を問わず完全に無料です。つまり、他社の携帯電話やパソコンへのメールも無料です。
- データ定額
auの「ダブル定額」やvodafoneの「デュアルパケット定額」と同様、料金に上限と下限が設けられています。しかし、これらのパケット定額サービスと比較して非常に安く設定されています。
- リアルインターネットプラス
基本料金月2100円の完全定額制です。但し接続速度は「データ定額」(4x)の半分(2x)となります(*3)。
パケット定額サービスの比較
2006年2月1日時点における、各社のパケット定額サービスを比較してみました。
私は月5万パケット程度利用しているので、DoCoMoの場合は完全定額で4095円、auやvodafoneの場合には3000円近くの通信料が発生します。一方WILLCOMの「データ定額」の場合、下限の1050円で10万パケットまで利用することができます。
注目機種
私が注目しているのは京セラ製の「WX310K」(*4)。フルブラウザOperaを搭載しているのが魅力的です(*5)。多くの携帯電話環境において非対応のJavaScriptに対応しています。Flashプレーヤーをダウンロードすれば、動画を閲覧することもできます。
機能的には、SHARP製の「W-ZERO3」にも惹かれます。一般的な携帯電話の場合、メール等をする際文字を打つのが非常に面倒ですが、この機種はキーボードが付属しているので文字をスムーズに入力することができます。
でも、「W-ZERO3」は高機能のため値段の高さがネックです。それに、個人的には黒じゃなくて違う色(*6)の方がいいし…「WX310K」で充分満足できそうです。
最後に
かつてはPHSも携帯電話も通話機能のみで、今のようにメールやWebの機能はありませんでした。当時は通話が頻繁に切断されるのは致命的であり、携帯電話に大差をつけられてしまいましたが、最近は基地局の設置数も大幅に増えています。更に当時と異なるのは、現在は通話に代わってメールを利用できるため、電波の届きにくい地域でも情報のやり取りが不可能ではなくなりました。
WILLCOMに乗り換え決定!いつ買い換えようかなぁ?
【注釈】携帯電話料金プランの比較検討
最近、携帯電話でWebサイトを閲覧する頻度が高くなり、月々の料金が以前の約2倍(9000円)に跳ね上がってしまいました。安く抑えるために、各社の料金プラン(*1)を比較検討して現状に適したものを探してみることにしました。
利用状況の確認
まずは最近の利用状況を調べてみることにしました。
- 通話
- 基本的に通話しないので、月100円前後に留まるケースがほとんどです。
- 通信
- 以前は月1万パケット未満でしたが、最近は月5万パケット程度利用しています(*2)。
各社の比較検討
- NTT DoCoMo(NTTドコモ)
2005年11月に加入者数が5000万人を突破しました。50%以上の圧倒的なシェアを武器に、各種サービスが充実しています。
- 長所
- iアプリ対応コンテンツの種類がとにかく豊富。懐かしのゲームのリメイク版が多数登場しています。「iアプリ版ドラクエ2」には大変お世話になりました。
- 短所
- パケット定額サービスは完全定額制1種のみしかありません。
通信もアプリもたくさん利用するユーザー向けであると思われます。私には「タイプSS」と「パケ·ホーダイ」の組み合わせが適していると思われます(*3)。
- au
2005年12月の契約数は34万以上増加し、純増加数で1位を誇ります。
- 長所
- 「着うたフル」等、音楽面において無類の強さを誇ります。2種類のパケット定額サービス等、料金プランの選択肢が充実しています。
- 短所
- 余った通話·通信料を翌月以降に繰り越すことができません。
通信や着メロ等をたくさん利用するユーザー向けであると思われます。私には「プランSS」と「ダブル定額」の組み合わせが適していると思われます。
- vodafone(ボーダフォン)
2005年前半はシェアを落として低迷していましたが、11月の「LOVE定額」を皮切りに反攻に転じています。
- 長所
- 通話·通信料がDoCoMoやauよりも安価です。
- 短所
- 「家族割引」サービスは副回線のみにしか適用されず、無料通信料も半減されてしまいます。
主に受信のみを利用する家族が居る場合、「家族割引」を利用して基本料金を抑えることができます。私には「ライトコールパック」と「デュアルパケット定額」の組み合わせが適していると思われます。
- WILLCOM(ウィルコム)
旧DDIポケット。2005年2月に社名を変更して以来順調に契約数を増やし、純増加数ではvodafoneを上回り3位につけています。
- 長所
- 通話·通信料の安さは他社を圧倒。PHSなので通話音質が良い。
- 短所
- 機種の種類が少ない。
データの通信速度が速く、パソコンとの親和性が高いようです。私には「ウィルコム定額プラン」と「データ定額」の組み合わせが適していると思われます。
比較検討結果
2006年3月よりDoCoMoの「パケ·ホーダイ」がFOMAの新料金全プランに適用可能になるため、乗り換えなくても7500円くらいにはなりそうです。auやvodafoneのプランなら6500円くらいまで下がりそうですが、それ以上にWILLCOMの安さに魅力を感じます。今の利用状況なら4000円くらいで済みそうです。
WILLCOMについてもう少し調べてみようと思います。
【注釈】位置関係や形状、色の情報
情報を伝える際に、位置関係や形状、色の情報はとても役に立ちます。しかし、利用環境によっては内容が正しく伝わらない恐れがあります。
- 利用環境によっては、位置関係が崩れる場合があります。例えば画像の解説をする際に「左の画像は…」と記述した場合、表示画面の小さい携帯電話環境においては画像が「左」ではなく「上」にあるかもしれません。
- 利用環境によっては、形状を認識できない場合があります。携帯電話環境やナローバンド環境(*1)のユーザーを中心に、画像を読み込まないユーザーが居ます。これらのユーザーには、画像による形状の情報は伝わりません。
- 利用環境によっては、色を認識できない場合があります。また、印刷を考慮する必要のあるコンテンツの場合には、ユーザーにカラー印刷を強要してしまう恐れがあります。
- 音声ブラウザのような非視覚系環境においては、位置関係や形状、色の情報は全く伝わりません。
位置関係や形状、色の情報は、閲覧者の理解を助ける有効な手段ですが、それだけに依存しない記述をすることが望ましいでしょう。
【注釈】